MUSHA DESIGN STAFF BLOG http://musha-design.blog03.linkclub.jp/ デザイン事務所で働くスタッフによるブログです。 ja-jp 2024-05-02T20:41:26+09:00 Gマーク プレゼンテーション2007に行ってきました。「その2」 http://musha-design.blog03.linkclub.jp//index.php?itemid=104230 さて、Gマークプレゼンテーション2007ですが結構大勢の人が見に来ていましたね。初日は午後6時からという遅い開幕だったのですが、入場受付に長蛇の列。会場に入るまでしばらく掛かりました。広い会場に色々なジャンルの商品が並んでいます。ほんの一部ですが、写真を撮りましたのでご紹介したいと思います。全ての商品をご覧になりたい場合は、Gマークのホームページで見ることができますのでよろしく。(ネットで検索すれば、すぐ分かるかと思います)■まず一枚目。これ何だと思います。耳かきなんですよ。■トイレブラシこういった商品にデザインはとても重要なのです。■サニタリー用品これは素材がやわらかい樹脂で出来ています。触ると少しグニャっとします。■トラック実物が展示してあります。ん〜 デカイ。それに顔がコワイ・・・。高速道路で後にいたら、即どいてしまいますね。■パワーシャベル一見こういった特殊なものにデザイン性は必要無いように思われますけど、これもたいへん重要なのです。■化粧品関係このジャンルの商品のビジュアルイメージはとても重要。見ているだけでも面白いですね。このデザインは個人的にもかなり興味をもちました。一輪挿しの様ですが、実は印刷されているのです。ビンの形状もおもしろいし、部屋に飾っても良さそうですね。これもビンの形状がオブジェ的でキレイです。■ダンス練習ロボットとてもユニークなものがありました。何だと思います?ロボットはロボットなのですが、実はダンス練習ロボットなのです。ダンスといっても社交ダンス。あれって一人じゃなくて、パートナーが必要ですようですよね。パートナーがいないときにこのロボットを相手に練習するみたいです。デザイン的には女性なので、男性が使う物なのでしょう。ん〜 しかし・・・次回につづく .. 2007-08-30T11:45:23+09:00 Gマーク プレゼンテーション2007に行ってきました。「その1」 http://musha-design.blog03.linkclub.jp//index.php?itemid=103977 ビックサイト展示会場で行われたグッドデザインプレゼンテーション2007に行ってきました。これはグットデザイン、いわゆるGマークの認定を受けるため毎年各企業から申請されます。第一次審査はインターネット上で行われるのですが、第二次審査は実物を一同に集め審査員が評価します。やはり実物を見ないと分からない点がありますからね。そこでどうせ最先端のデザインを集めるのだから、一般の人にも見てもらおう というのがグッドデザインプレゼンテーションです。ここに集められた全ての商品がGマークを取得できる訳ではありませんが、様々なジャンルの商品を一度に見れる機会はあまりないので、いいチャンスかと思っています。昨年は私共のデザインした商品が展示され、Gマークに選定されたことが懐かしく思います。何点か写真を撮ってきましたので、少しずつブログに載せていこうかと思っています。 2007-08-27T11:49:34+09:00 その昔Macはとても高価で、トロかった。 http://musha-design.blog03.linkclub.jp//index.php?itemid=102549 これも時代の流れですが、コンピュターは一人に一台の時代になりました。スケッチでも図面でも、何でもコンピュータでできていまします。しかし、何十年も前の話になりますがMacでデザインするなんて、とてもたいへんなことでした。何が大変って、とにかく高かくて、メチャクチャ遅い!!ciという機種を購入したのですが、フロッピーだけだし、メモリも確か8MBだったかな、HDは60MB??。(不確かですが)値段は忘れましたが、今では信じられないような金額です。本体だけじゃないですよ、ディスプレイもプリンターもです。ディスプレイも今ではフルカラーは最初から標準ですが、その頃はビデオボードを別途購入し、本体に差し込まないとフルカラーで見ることができません。これまた目が飛び出るほどの値段なんです。そして、プリンター。当然カラーじゃないですよ。でもその頃では結構いいプリンターで、オキのマイクロライン。白黒レーザープリンタです。斜めの線がギザギザでないことに感動したものです。(確か300dpi)このシステムを揃えるだけで軽自動車は買えたのではないでしょうか。それで初めてMacでパッケージデザインをすることになったのですが・・・。とにかく遅い!!。 遅いって!少しでも画面を移動したり拡大したりするたびに再描画するのですが、これがジワ〜〜〜なんですよ。いちいち書き直すんです。(分かるなぁ?)画面が出るのに数十秒かかります。イライラものです。そんな感じですから込み入ったデザインになると、ディスプレイ設定をグレーにしていましたよ。これならまだスムーズに画面が動きますからね。そして、ディスプレイだけでなくデータ保存もかかります。数十秒、場合には数分なども。さらに、さらにプリントもです。プリント入れてから30分以上かけて、やっと出てくることもありましね。だから、ちょっとデザインをいじって保存して、プリント入れて・・・そしたら40分といったことも。あの頃は計算している時計のアイコンをよく眺めていました。それを数回繰り返すだけで数時間。時代の進歩はすばらしいですなぁ。今では同じ事がパッとできてしまいますから。デザインのスタイルも変わりましたよね。さぁ 次の10年で、いったいどうなっているのでしょうか? .. 2007-08-16T20:00:00+09:00 マーカーでスケッチを描くなんて・・・ http://musha-design.blog03.linkclub.jp//index.php?itemid=102543 前回は、ドラフターで図面を書かなくなったことを載せました。そういえばデザインスケッチもマーカーで描かなくなりましたね。その昔は、クライアントに見せるデザインアイデアをマーカーでコシコシかいてました。商品の光ってる感じや、陰影など時間をかけて。結構一枚書くのにもずいぶん苦労しました。それにマーカーだけだなく、色鉛筆、ポスターカラー(白、黒)、四角いチョークみたいなやつ(既に名前も忘れてしまった)などなど。手がいろんな色にきたなくなったことが懐かしいです。これもコンピュータ(以下:Mac)の導入で今ではこういった作業はほとんど無くなりましたね。だって、ちょっとした形状違いでもMacならコピー、ペーストでできちゃうから。カラーバリエーションも簡単に作れちゃうし。手で書いていたら、すごい作業です。(徹夜覚悟)それがですよ、一応マーカーが30何色ありますが殆ど乾いてかけましぇん。マーカーをショップに注文したのも、いったいいつだったろう?これまた時代の流れを感じる今日この頃でした。 2007-08-15T10:00:00+09:00 ドラフターで図面を書くなんて・・・ http://musha-design.blog03.linkclub.jp//index.php?itemid=102537 皆さんは図面を書くのに何を使っています?多分、CADを使っている人が多いのでは。私が学生の頃は、ドラフターはとても高価な品物でとても買えるモノじゃなかったですよ。T定規ですよ。多分知らないでしょうね。ようやくデザイン事務所に入って使うようになったのですが、ドラフターで図面を書くのも結構テクニックがいるんですよ。長い線を同じ太さで書いたり、1ミリピッチで線をひいたりなどなどドラフターでもつらかったです。ましてや、間違えていたら消しゴムでコシコシして・・・(涙)細かく書いた場所に一本だけ消す場合なんか、ストレスで頭が爆発寸前。正面図、側面図、拡大図、断面図・・・。全て手書きですからね。今では信じられませんよ。今、ドラフターで書けと言われても、健康上よくありませんです。しかし、この大変お世話になったドラフターですが、CADが主流となった今では単にホコリを被った邪魔な存在に。いったいドラフターで線を引いたなんて何年前だろう?使わなければ、処分してしまえば という考えもあるのですが、当時としては結構高価だし、使えない訳じゃないしね。ん〜 でも邪魔なんだよな〜。デカイいんです。ゲゲゲの鬼太郎に出てくる妖怪の「ぬりかべ」みたい。使っているといえば、図面台を90度にしてカレンダーを掛けてある程度なんで。でも、今の学生の人って手で図面書けるのかなぁ?まぁ、これも時代の流れということで。ちなみにこのドラフターは武藤工業の登録商標だそうです。むかしから武藤といえばドラフターでしたからね。 .. 2007-08-14T18:43:09+09:00 立体モデル製作「粉体造形」の技術 その2 http://musha-design.blog03.linkclub.jp//index.php?itemid=99897 前回は、粉体造形の概略を紹介しました。では、実際に私共がデザイン確認として作ったのがこれです。見ての通り、洗濯ピンチです。本物のバネを入れて、実際に使用することができます。こすれば実際に持った感じや、使った時の評価が分かりますから。モデルは作ったけど握れないんじゃ、もったいないですよ。いろんな人に使ってもらい、評価してもらいます。そして、今回作った数は48個も作りました。角ハンガーというのは、いっぱいピンチがぶら下がっていますよね。今回のモデルはぶら下げるためにいっぱい作りました。1個だけぶら下げても、あんまり実際の使い勝手を評価するには少ないですよ。やっぱり多数個必要になる訳です。もしこれを従来のモデル作りで製作したとすると・・・。まず1つ原型をつくり、それをシリコン型で複製していくという工程かもしれません。これって、結構な費用になりますね。それが粉体造形であれば、洗濯用ピンチみたいな小さい物なら1回の造形で48個、全てを作れます。しかも殆ど機械任せなので、人件費もかなり抑えることができ、その分のコストが抑えられる要因にもなっています。メリットばかりのように書いてしまいましが、当然作る物によって状況は変わるので、モデル作りの選択肢のひとつと考えています。他の造形システムでプリンター式の物もあるので、そちらも一度検討してみたいですね。これは、インクジェットプリンターみたいに色を付けながら造形することができます。モデル作りの世界も日々変化しているのですね。こういった造形システムが、コピーぐらいの大きさになり、コストもほどほどになれば、いいですよね〜。さて、このシステムの業者ですが次の通りです。■三協ダイカスト株式会社ホームページは、http://www.sankyodc.com/です。ご興味があれば、ご覧ください。 .. 2007-07-24T10:31:24+09:00 立体モデル製作「粉体造形」の技術 その1 http://musha-design.blog03.linkclub.jp//index.php?itemid=99489 プロダクトデザインの作業過程としてたいてい行うのが、試作品モデルを作ってデザイン評価や使い勝手の評価、構造の確認、などなど実際の立体モデルで様々な評価や確認をする作業です。スケッチや図面だけでなく、立体にしないと分からないことがいっぱいあります。スケッチでは小さそうに見えたけど、モデルを見ると結構デカイなぁ〜、なんてことはよくあります。特に手に握る物といった道具類はモデルで確認しないと評価できません。人間の感覚は敏感なもので、ちょっとした凸凹に違和感を感じたりします。そういったわけで、プロダクトデザインの場合モデル作って確認するわけですが、ではどういう方法、技術で作っているか?昔からの方法として、試作品を専門に作る業者があり、そちらでほぼ手作りで作り上げます。材料としては、合成木材、プラスチックなど使って図面の通りに作ります。いわゆる職人の世界でもありますね。ただ、作る物の複雑さにもよりますが、だいぶこの方法は少なくなったのではないでしょうか。現在、3次元CADがかなり一般的になってきて、初期の開発段階から3次元で作業をしているケースがあります。それで、3次元のデータがあればモデル製作の作り方も変わってきます。データがあれば、大きなプラスチックの塊をNC旋盤で削り出すことも出来ます。手作りに比べ時間的な短縮もでき、費用面でも従来より抑えることもできる場合があります。そして、新たな方法として、このところ私共が利用しているモデル製作方法として「粉体造形」があります。これは、先程プラスチックの塊を削るといった方法ではなく、逆に立体にしていく方法です。この「立体にしていく」というところが中々説明しづらいのですが、要約してプロセスを書くと。(造形マシンの中でのお話し)●プラスチックを粉状(小麦粉みたいです)にした物を平らに敷きます。●そこに、3次元データにそってレーザー光線をあてます。●レーザーが当たったところは、熱が発生し樹脂の粉が固まります。●固まる厚みは、確かではありませんが0.1ミリぐらいでしょうか。●その上にまた粉状の樹脂を平らに敷きます。多分この厚みも0.1ミリぐらいかと。そこにまたレーザーを当てて粉を固めていきます。●この繰り返しをしていけば、立派なモデルができあがります。イメージとしては、地図で山の等高線を利用して立体にするといった感じでしょうか。では、サンプ .. 2007-07-23T19:17:44+09:00 「工業デザイン、パッケージデザイン、CI」等、お気軽にご相談ください。 http://musha-design.blog03.linkclub.jp//index.php?itemid=97374 こんにちは、武者デザインプロジェクトのスタッフAです。今回は前回に引き続き会社の宣伝をさせていただきます。当社は、工業デザイン、パッケージデザイン、CI、などのデザインをしております。例えば、開発した商品はあるけれどデザインがいまいち、ユニバーサルデザインの思想を取り入れたい、などなどありましたらお気軽にご相談ください。弊社代表の武者は物作りを長年携わっていますので、そういった経験から商品の魅力作りをお手伝い出来るかと思います。それと、よく聞かれるのがデザイン費が「高いのでは?」といったことがあります。それは、認識の違いからくるものがあるかもしれません。スケッチ4〜5枚書いて、目が飛び出るほどの金額!!といったことは実際にはあまりありません。開発のプロセスとして、確かにスケッチを書いて提案をします。しかし、作業はここからがスタートと思っています。お互いのコミュニケーションをとりながら進めていきます。1回目のスケッチから意見を調整し、2回目スケッチへ。そして、デザインモデル作成。評価、修正の打合せをし、また、設計・技術の方との調整も必要になります。さらに、カラーリングやパッケージなども・・・やりとりすることがいろいろと出てきます。そのため、作業時間や期間も長くなる場合があるためです。しかし、作業内容に於いては様々なケースがありますので一概には言えない部分があります。求めている内容、期間、そして開発予算などを考慮する点がいろいろあると思います。そういった意味でも一度ご相談にいただければと思います。お気軽にどうぞstaff@musha-design.com .. 2007-07-03T13:12:29+09:00 武者デザインの会社紹介(代表編) http://musha-design.blog03.linkclub.jp//index.php?itemid=96521 今回は、私共のデザイン事務所を少しお話ししたいと思います。スタッフブログとしてスタートして1年以上になりますが、考えてみると会社の話をあまりしていませんでしたね。そこで、簡単ではありますが会社の成り立ちから、ご紹介できればと思います。会社の名前は「株式会社 武者デザインプロジェクト」。設立は、1986年。当社代表の武者が独立してはじめた会社です。かれこれ20年以上になるんですね。それでは弊社代表である武者の履歴を簡単に・・・。生まれは宮城県仙台市生まれ。小学校、中学校と仙台で過ごし、そして、高校の頃東京に引っ越してきました。高校卒業後は多摩美術大学で工業デザインを専攻。卒業後、器物メーカーの「フジマル株式会社」に入社。この会社は、お鍋、フライパンなどを中心にしたメーカーです。業界シェアとしても結構あったのですが、残念ながら現在は無くなってしまいました。(「フジマル」ブランドとしては残っていて、日本マイヤーから継続して販売されています。)このころの商品にGマークに選ばれたものが数点あります。その後、デザイナーとして独立を目指しフジマルを退社、そして修行の意味を兼ねて平野デザインに嘱託として勤務。そして、いよいよ夢であった事務所をスタートさせたわけです。場所は渋谷。現在は外苑前に事務所をかまえて活動しています。デザインワークとしては、工業デザインをメインに、様々な商品を手がけてきました。全てではありませんが、商品として世の中に出た物としてこんな感じです。お鍋、フライパン、やかん、圧力鍋、ホットプレート、ゼリーの容器、オフィス家具(デスク、ワゴン、パーテーション)、ゴルフバック、歯ブラシ、工事用ヘルメット、ヘルメットのアジャスター、メモリーチップ検査コンピュータシステム、トルクレンチ、トルク測定器、ドアクローザー、取手、産業機械用ハンドル、空気清浄機、テプラ用ケース、レンズケース、ビル用ダクトカバー、洗濯用品(角ハンガー、ピンチ、シャツハンガー)などなど。プロが使う特殊な物から、主婦が使う物まで様々な分野にわたっています。更に工業デザインの分野だけでなく、グラフィックデザインパッケージデザインCIデザインといったジャンルにも広がっています。ここだけでは紹介しきれませんので、詳細は当社ホームページにて紹介していますので、ぜひご覧ください。会社概要や武者のプロフィール、過去の .. 2007-06-28T13:27:43+09:00 「割り箸」は本当に環境に悪い? http://musha-design.blog03.linkclub.jp//index.php?itemid=94927 あまりデザインとは関係のないテーマですが、前からちょっと疑問に思っていましたので、少し調べることにしました。このところすっかり悪者になっている「割り箸」くん。よく言われているのは・・・・使い捨てはよくない。(資源の無駄遣い)森林を破壊する。(伐採)再利用しにくい。(ゴミとして燃やすだけ?)といったところでしょうか。確かにあまりにも大量消費したら環境に悪いのは当然ですよねでも、あえて言えば、マイ箸でも洗剤や水を使うから、ある意味水を汚しているともいえるし、箸の材質だって、木材やプラスチック(石油)だから地球の資源を使うことにには変わらないですよね。それに割り箸の原料も、森林が密林にならないようにするために、間伐した木を使ってるとも聞いたけど、どうなのでしょう?それでは、ネット検索・・・・ん〜〜 なるほど、なるほど・・・ かなり詳しく検証した資料がありますね・・・・・・・やはり、さっき書いたような割り箸の問題などと、マイ箸の比較をしています。割り箸の材料としては、間伐した木も利用してるし、成長の早い竹材も利用している。ただ、作られている割り箸全体からみたら、まだわずかのようで、それにコストもかかるようです。一番の問題は、これにあるみたいですね。まず、日本で使用されている割り箸の90%が中国からの輸入品だそうです。そして、その木材はというと単に自然林を伐採しているだけのようです。要は、そこらにある木を根こそぎ切って箸の材料にしてるということです。しかも、そのあとは植林もしないで農地にしているそうで・・・(>_ .. 2007-06-15T20:17:54+09:00 デザインした商品の紹介「ミニ角ハンガー」 http://musha-design.blog03.linkclub.jp//index.php?itemid=94607 今回は、私共のがデザインした商品が発売になりましたので、こちらの商品をご紹介したいと思います。以前デザインした商品で洗濯用角ハンガーを紹介したことがありましたが、今回も同じクライアントから発売されたものです。角ハンガーは角ハンガーなのですが、サイズ的に小さい「ミニ 角ハンガー」になります。その写真がこれ。なんの変哲もない角ハンガーの様ですが、結構いろいろな機能が付いています。では、次の写真、まず、普通のタオルを両サイドに掛けることができるんですよ。ちっちゃい角ハンガーでタオルを掛けられるなんて、中々ないでしょ。それと、両サイドに掛けたタオルのおかげで、中に掛けた洗濯物が見えにくくなります。大胆な下着だったら隠せるし、安心だよね。(^^;)あと、紫外線が直接あたらないので、生地の痛みも少ないです。これを見て 「へ〜〜 それだけなの?」とお思いの方!いえいえ、ここからがこの商品の特徴なんですよ。皆さん、日本はとても雨の日が多い国です。そのため洗濯物を毎日のように外には干せませんよね〜。花粉もあるし、雪国の地域もある。それに、昼間働いているのでいつも外に干していないという人もいるでしょう。そこで・・・室内干しを快適に行える機能を加えたのです。これを見てください。さっきの写真とちょっと違いますよね。よく見てください、フックの部分が曲がっています。フックの角度が変えられるようにしました。・・・で、このことで何がいいかというと、こんな干し方ができます。タンスの引き出しにかけられます。フックの角度が変えられるので、洗濯物があんまり傾いていないでしょ。普通の角ハンガーだったら、掛けられても全体が斜めになってしまい、干すなんてことはできません。いいアイデアだと思いません?(^_^)またまた「タンスだけ?」とお思いの方。この機能でこんな所に、部屋の壁に付いているフックに掛けて。さらに、ドアの上などにもね。その他使い方次第では、部屋のいろいろな場所にできるのではないでしょうか。それと掛けるフック部は2箇所あって、竿とかに掛ける普通のフックと、あと後側に小さいフックを付けています。例えばここを利用して、浴室のタオル掛けに、かけることもできます。当然本体はあまり傾きませんよ〜。おもしろいと思われた方!!、ぜひ一度試してみてくださいね。パッケージはこんな感じ。パッケージデザインもやっています。 .. 2007-06-13T18:30:22+09:00 第2回 カラーユニバーサルデザインについて http://musha-design.blog03.linkclub.jp//index.php?itemid=93141 前回までは、色の見え方が異なる人がいて、そして割合として男性については20人に一人に色弱者がいるでしたね。じゃぁ なぜあまりこのことが世間一般に広がっていないのでしょうか?いろいろ理由があるようですが、そのひとつに色弱者であることが、日常の生活で問題になるようなことがあまりなく、一般の人と同じに暮らしていけるからです。それに色弱というものが生まれつきの物で、今見えている物が普通なため本人自体が自覚症状というのがあまりないところにもよるようです。そのため色弱者の人の中には、かなり年齢がたってから「自分は色の見え方が違うのかな〜?」といった感じで気づく人もいるようです。しかしながら、普通の生活ではあまり問題がないと書きましたが、このところ色弱者の色の問題について様々な場所で取り上げられるようになってきました。それはなぜか?、ひとつに、様々な情報がカラーで伝え易くなったことにもあります。その昔は、映像、パソコン、新聞、本、雑誌、教科書、案内表示でも白黒といったモノトーンを主体に配色されていました。カラーにすることは技術的な問題や、コストの面で一般的ではありませんでした。この白と黒の配色は、一般の人も色弱者の人も同じように見えるので、あまり問題にならないのです。しかし、現在はカラーで表現することが簡単にでき、そしてコストアップもなく、自由に表現できるようになりました。(自宅にカラープリンターがあるのも一般的ですしね)そうなってくると、赤や緑が見えづらい色弱者の方だといろいろと問題がでてくるんですよ。では、問題となる参考例を。私たちは様々な情報を得るのに文字、絵、マークなどを目から入ってくるものがメインとなりますよね。そこには、場所の名前だったり、注意事項、案内だったりします。まずはこれを、こういった電車の案内表示があったとします。特に問題がないようですが・・・色弱者の方だとこんな感じです。急行が急行でない感じですよね。全然目立っていません。さらに、もし下のような案内があったとします。どこかの施設で避難時の表示が・・・色弱者の人が見たら・・・こうなるんですよ!!これじゃ〜 人の命にかかわることになりますよね。カラーユニバーサルデザインの考え方のひとつとしては、色弱者の方にもきちんと情報が伝わるようにしましょう、といったところがあります。では、どうすれば良いかというと。先程の避 .. 2007-06-07T11:12:40+09:00 色弱者のためのカラーユニバーサルデザインとは? http://musha-design.blog03.linkclub.jp//index.php?itemid=92979 いや〜〜 これまた久々の更新ですな〜。これじゃブログの意味がありませんね・・・。反省しつつ、また少しずつコツコツと書いていきますか。といったところで、今回からは少しまじめなテーマを。私共の代表である武者が理事を務める「NPO法人 カラーユニバーサルデザイン機構」のNPO活動について紹介していきたいと思います。まず、”色弱者”という言葉を聞いたことありますか?人は必ずしもだれもが同じ状態で生まれてきません。状態という表現が変ですが、背の高い人もいるし、低い人もいる。性格もそれぞれですしね。そういった中で生まれつき色の見え方が異なる人がいます。例えば、一般的には青、赤、黄、緑など簡単にイメージできますし、区別できます。しかし生まれながら赤や緑が明確に区別できない人がいます。そういった方を”色弱者”と呼んでいます。●まずは下の写真を見てください。左から赤のピーマン、黄色、そして緑のピーマンが並んでいます。料理をおいしく見せるのによく使われていますよね。●では、”色弱者”の人が見たら・・・実はこんな風に見えているのです。私もこのことを知った時、結構びっくりしましたね。人間の目が色を認識するのに赤の光、青の光、緑の光をキャッチするセンサーがあります。色弱者の方は、赤を認識するセンサーや緑を認識するセンサーが生まれつき備わっていないためにこういったことが起こります。この色弱は生まれ持ったものであるため、現在の医療では治療できず一生つきあっていくことになります。一般的な色覚を持つ人から見れば、何か「たいへんそうだな〜」とかつい思ってしまいます。・・・が色弱の方にとっては、後天的な物でなく先天的な物であるため、さらに普通の生活には問題や支障もなく、あまりネガティブな要素とはとらえていません。しかしながらより複雑化、高度化していく社会環境の中で、やはりどうしても問題となってくることがあります。詳細は、次回に続くとしましょうか・・・。それと今回のテーマを読んだ人の中には「色弱者の人は身近にいないしね〜〜」とか「何万人に一人ぐらいじゃないの?}と思っているのでは・・・。いやいや実は日本では男性の20人に1人、女性の500人に1人、日本全体では300万人以上いるとされています。これは、血液型のAB型の男性の比率とほぼ一緒なのですよ。ん〜〜 思っている以上にいらっしゃるのです。次回につづく・ .. 2007-06-01T15:28:16+09:00 初めてのユニバーサルデザイン。 http://musha-design.blog03.linkclub.jp//index.php?itemid=75840 さて今回は一応デザイン事務所なので、デザイン的な話題を。昨今、よく聞かれる言葉で「ユニバーサルデザイン」がありますよね。ユニバーサルデザインに配慮した商品・施設ですよ。って書かれたコピーを見たことありません?。多分皆さんも「誰にでも使いやすい商品」的な所までは、理解しているのではないでしょうか。では、このユニバーサルデザインはいったいどこからきたのでしょうか?いつの間にか定着した感じですけれど。まずは、そのあたりから調べてみましょう。・・・ネットで検索中・・・・さて、このユニバーサルデザインという言葉は、歴史的に1980年代ぐらいから使われるようになったようですね。この人が初めて提唱しました。アメリカの「ロナルド・メイスさん」(1941-1998)です。ノースカロライナ州立大学の教授で、ご自身も車イスを使う障害者だったようですね。それまでは「バリアフリー」の概念がありましたが、それはあくまで障害を持った方に目を向けた考え方です。それを障害者だけでなく、より多くの人が快適に使えるデザインにすることがユニバーサルデザインの基本的なコンセプトとされています。つまり、バリアフリーの発展型がユニバーサルデザインといったところですね。それではバリアフリーとユニバーサルデザインの関係を簡単な例であげると。例えば、大きなビルを設計しようとした場合。地形の関係から入り口の前に3段程の小さな階段を作る必要があるとします。そうした場合当然車イスでは上れないので、それでは「車イス用のスロープを併設しましょう。」これはバリアフリー的な考えですね。階段というバリア(壁)を無くしたものです。では、ユニバーサルデザイン的な考え方からすると、元々設計の段階で段差を無くすような作り方にすることです。多少コストや工事がたいへんでも、入り口までが段差のないフラットな構造にしておけば車イスでもお年寄りでも、また足をケガした人でも普通に入れるでしょう、といった感じですね。それと、アメリカでユニバーサルデザインの概念が生まれた背景にはベトナム戦争の影響もあったようです。戦争のため障害を持った人が急激に増えたため、政府としても何らかの対応が必要になったとも言われています。(真実の程は分かりませんが・・・)で、話は戻りますが、ロナルド・メイスさんが提唱したユニバーサルデザインの7原則というのがあります。この7つの考 .. 2007-01-17T11:45:53+09:00 appleから「iPhone」が発表になりましたね。 http://musha-design.blog03.linkclub.jp//index.php?itemid=75662 今日は最近の話題から。ニュースで出ていましたが、アップルから噂のipod携帯がやっと発表になりましたね。いわゆるスマートフォンだと思いますが、なかなかクールな感じで良さそうです。日本で出たらほしいですね〜。何がいいかといったら、とにかく携帯とパソコンのiTuneとで簡単にシンクロできるのが魅力。ちまたに音楽携帯はいっぱいあるけれど、どれもほとんど使い物になりません。なにせ私はMacユーザだからです。何の関係があるかというと・・・パソコンと携帯をリンクしてくれるソフトは確かにあります。あるのですが、ほとんどが対応OSはWindowsのみ!Macのシェアなんて微々たるものですから、商売としておいしくないのでしょう。そういったことでWindowsを持っていない私は音楽携帯を購入しても宝の持ち腐れです。そういった意味でも、iPhoneはとても魅力的な携帯です。そして、メールやホームページも見れてスケジュールも管理できるとなれば期待大です。ですが・・・しかしながら・・・日本での発売は1年以上先のようで・・・オーマイゴット!!(涙)日本の通信規格などの問題もあって、そう簡単には出てこなそう。なんでも日本の通信規格(3G)は特別で、世界でも普及しているのは日本と韓国ぐらいだそうな。はぁ〜 いつになることやら・・・ただ、iPhone発表会場のニュース写真にある人物が写っていました。予想外男!! そうですソフトバンクの孫正義様がいらっしゃっていました。アップルとソフトバンクの関係は以前噂になりましたが、今回はどうなるのでしょうか?孫社長、iPhoneを販売していただければ現在auユーザーですが、直ぐにソフトバンクユーザーに変更いたしますので何卒よろしくお願いいたします〜〜〜〜。更なる”予想外”を期待しております。まぁ、発売までは時間がかかりそうだから、とりあえずiPhone貯金でもはじめますか・・・。 .. 2007-01-15T21:33:23+09:00