August 30, 2007

Gマーク プレゼンテーション2007に行ってきました。「その2」

さて、Gマークプレゼンテーション2007ですが結構大勢の人が見に来ていましたね。
初日は午後6時からという遅い開幕だったのですが、入場受付に長蛇の列。
会場に入るまでしばらく掛かりました。

広い会場に色々なジャンルの商品が並んでいます。
ほんの一部ですが、写真を撮りましたのでご紹介したいと思います。
全ての商品をご覧になりたい場合は、Gマークのホームページで見ることができますのでよろしく。
(ネットで検索すれば、すぐ分かるかと思います)

■まず一枚目。

これ何だと思います。
耳かきなんですよ。

■トイレブラシ

こういった商品にデザインはとても重要なのです。

■サニタリー用品

これは素材がやわらかい樹脂で出来ています。触ると少しグニャっとします。

■トラック

実物が展示してあります。
ん〜 デカイ。それに顔がコワイ・・・。
高速道路で後にいたら、即どいてしまいますね。

■パワーシャベル

一見こういった特殊なものにデザイン性は必要無いように思われますけど、これもたいへん重要なのです。

■化粧品関係
このジャンルの商品のビジュアルイメージはとても重要。
見ているだけでも面白いですね。


このデザインは個人的にもかなり興味をもちました。
一輪挿しの様ですが、実は印刷されているのです。
ビンの形状もおもしろいし、部屋に飾っても良さそうですね。

これもビンの形状がオブジェ的でキレイです。


■ダンス練習ロボット
とてもユニークなものがありました。

何だと思います?
ロボットはロボットなのですが、
実はダンス練習ロボットなのです。
ダンスといっても社交ダンス。
あれって一人じゃなくて、パートナーが必要ですようですよね。
パートナーがいないときにこのロボットを相手に練習するみたいです。
デザイン的には女性なので、男性が使う物なのでしょう。
ん〜 しかし・・・

次回につづく

11:45:23 | musha-design | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

August 27, 2007

Gマーク プレゼンテーション2007に行ってきました。「その1」

ビックサイト展示会場で行われたグッドデザインプレゼンテーション2007に行ってきました。

これはグットデザイン、いわゆるGマークの認定を受けるため毎年各企業から申請されます。第一次審査はインターネット上で行われるのですが、第二次審査は実物を一同に集め審査員が評価します。
やはり実物を見ないと分からない点がありますからね。
そこでどうせ最先端のデザインを集めるのだから、一般の人にも見てもらおう というのがグッドデザインプレゼンテーションです。

ここに集められた全ての商品がGマークを取得できる訳ではありませんが、様々なジャンルの商品を一度に見れる機会はあまりないので、いいチャンスかと思っています。

昨年は私共のデザインした商品が展示され、Gマークに選定されたことが懐かしく思います。

何点か写真を撮ってきましたので、少しずつブログに載せていこうかと思っています。

11:49:34 | musha-design | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

August 16, 2007

その昔Macはとても高価で、トロかった。

これも時代の流れですが、コンピュターは一人に一台の時代になりました。
スケッチでも図面でも、何でもコンピュータでできていまします。

しかし、何十年も前の話になりますがMacでデザインするなんて、とてもたいへんなことでした。

何が大変って、とにかく高かくて、メチャクチャ遅い!!
ciという機種を購入したのですが、フロッピーだけだし、メモリも確か8MBだったかな、HDは60MB??。(不確かですが)
値段は忘れましたが、今では信じられないような金額です。

本体だけじゃないですよ、ディスプレイもプリンターもです。
ディスプレイも今ではフルカラーは最初から標準ですが、その頃はビデオボードを別途購入し、本体に差し込まないとフルカラーで見ることができません。これまた目が飛び出るほどの値段なんです。

そして、プリンター。
当然カラーじゃないですよ。でもその頃では結構いいプリンターで、オキのマイクロライン。白黒レーザープリンタです。
斜めの線がギザギザでないことに感動したものです。(確か300dpi)

このシステムを揃えるだけで軽自動車は買えたのではないでしょうか。

それで初めてMacでパッケージデザインをすることになったのですが・・・。
とにかく遅い!!。 遅いって!
少しでも画面を移動したり拡大したりするたびに再描画するのですが、これがジワ〜〜〜なんですよ。いちいち書き直すんです。(分かるなぁ?)
画面が出るのに数十秒かかります。イライラものです。

そんな感じですから込み入ったデザインになると、ディスプレイ設定をグレーにしていましたよ。これならまだスムーズに画面が動きますからね。

そして、ディスプレイだけでなくデータ保存もかかります。
数十秒、場合には数分なども。

さらに、さらにプリントもです。
プリント入れてから30分以上かけて、やっと出てくることもありましね。

だから、ちょっとデザインをいじって保存して、プリント入れて・・・そしたら40分といったことも。

あの頃は計算している時計のアイコンをよく眺めていました。
それを数回繰り返すだけで数時間。

時代の進歩はすばらしいですなぁ。
今では同じ事がパッとできてしまいますから。

デザインのスタイルも変わりましたよね。

さぁ 次の10年で、いったいどうなっているのでしょうか?

20:00:00 | musha-design | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

August 15, 2007

マーカーでスケッチを描くなんて・・・


前回は、ドラフターで図面を書かなくなったことを載せました。
そういえばデザインスケッチもマーカーで描かなくなりましたね。
その昔は、クライアントに見せるデザインアイデアをマーカーでコシコシかいてました。
商品の光ってる感じや、陰影など時間をかけて。
結構一枚書くのにもずいぶん苦労しました。

それにマーカーだけだなく、色鉛筆、ポスターカラー(白、黒)、四角いチョークみたいなやつ(既に名前も忘れてしまった)などなど。
手がいろんな色にきたなくなったことが懐かしいです。

これもコンピュータ(以下:Mac)の導入で今ではこういった作業はほとんど無くなりましたね。
だって、ちょっとした形状違いでもMacならコピー、ペーストでできちゃうから。
カラーバリエーションも簡単に作れちゃうし。
手で書いていたら、すごい作業です。(徹夜覚悟)

それがですよ、一応マーカーが30何色ありますが殆ど乾いてかけましぇん。
マーカーをショップに注文したのも、いったいいつだったろう?

これまた時代の流れを感じる今日この頃でした。

10:00:00 | musha-design | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

August 14, 2007

ドラフターで図面を書くなんて・・・

皆さんは図面を書くのに何を使っています?
多分、CADを使っている人が多いのでは。

私が学生の頃は、ドラフターはとても高価な品物でとても買えるモノじゃなかったですよ。
T定規ですよ。多分知らないでしょうね。

ようやくデザイン事務所に入って使うようになったのですが、ドラフターで図面を書くのも結構テクニックがいるんですよ。
長い線を同じ太さで書いたり、1ミリピッチで線をひいたりなどなどドラフターでもつらかったです。
ましてや、間違えていたら消しゴムでコシコシして・・・(涙)
細かく書いた場所に一本だけ消す場合なんか、ストレスで頭が爆発寸前。

正面図、側面図、拡大図、断面図・・・。
全て手書きですからね。今では信じられませんよ。
今、ドラフターで書けと言われても、健康上よくありませんです。

しかし、この大変お世話になったドラフターですが、CADが主流となった今では単にホコリを被った邪魔な存在に。
いったいドラフターで線を引いたなんて何年前だろう?
使わなければ、処分してしまえば という考えもあるのですが、当時としては結構高価だし、使えない訳じゃないしね。

ん〜 でも邪魔なんだよな〜。
デカイいんです。ゲゲゲの鬼太郎に出てくる妖怪の「ぬりかべ」みたい。

使っているといえば、図面台を90度にしてカレンダーを掛けてある程度なんで。

でも、今の学生の人って手で図面書けるのかなぁ?

まぁ、これも時代の流れということで。

ちなみにこのドラフターは武藤工業の登録商標だそうです。
むかしから武藤といえばドラフターでしたからね。

18:43:09 | musha-design | | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks