June 26, 2006

■工業デザイン 開発ストーリー その11(最終回)

(前回の続き)

バタバタしながら開発した「角ハンガー」ですが、
無事出荷に間に合い、めでたくお店に並びました。
デザインした商品が店頭に並んでいるのを見るのが、やっぱり一番うれしいですね。(^_^)
結構な時間眺めていたりします。

お忘れかもしれませんので、一応写真を。


当然ですが、他社の商品も気になるのでジロジロ見たりして・・・。
他の物と比べて、デザインはどうかな?、パッケージはあっちの方がいいかなぁ、価格設定は? などなど いろいろチェックしたりします。(かなりあやしい人物です)
そうやっていると、あそこ直したいとか、もっと色をこうしたい、やぱりあの機能はほしいよね、などなど発売されたばかりなのに、いろいろと妄想にふけったりしてしまいます。

さて、せっかく難産のすえこの世に生まれ出た「角ハンガー」ですが、激しい競争社会の中で生き残るのはとても大変なことです。

どんなにいい商品と思っていても、最終的には消費者に受け入れられないと、いずれ消えていく運命です・・・。
つまり、売れなければしょうがないということです。
商品自体はバーコードで管理され、商品の評価は売上げの数字に反映されます。売上げが良い商品は"優れた商品"となり、売上げが悪ければ"できの悪い商品"としての審判がくだされすぐ棚からおろされます。
そうなった場合、原因がデザインなのか、機能なのか、価格なのか、売り方の問題なのか、いろいろな要因を考えて行く必要があるでしょう。
それを、次の商品開発の肥やしにしていかないといけませんね。

今回開発した「角ハンガー」が何とか長寿であることを願いたいですね。

さてさて、11回にわたって「工業デザイン 開発ストーリー」と題して書いてきました。
正直、思いつきで書いてきたので読み直すと何を言っているのか分からないところが多々あるようですが、まぁ日記なのでご了承下さい。m(_ _)m
誤字も結構あったしね (^^;) 失礼しました〜〜

では、次のテーマでまた。
Posted by musha-design at 20:06:12 | from category: デザインプロセスについて | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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